毎月最終週の金曜日は、全社員が集まってのミーティングを行っています。 昨今の業界動向、安全衛生情報、品質情報、生産関連情報、各グループの活動状況など、全員で情報を共有化する目的で行っています。 時間にすると約一時間程度のものですが、もう20年以上続けて開催しています。 これも中小企業ならではと思います。
それにしても、改めて製造業の情報を見てみると明るい話題は少ないですね。
半導体ではF社さんが台湾メーカーに工場売却、E社は、アメリカの企業の参加で再生とか。 自動車業界ではT社さんは国内10%程度を海外生産へ、N社さんも関東の工場ラインを停止して海外生産比率を上げるとか、M社さんは、タイから逆輸入とか。 農機具業界ではY社さんがコスト低減必達目標でタイ生産比率を上げるなど、国内でものを作るのはもうできないかのようなニュースばかりです。
我々中小製造メーカーはどうなっていくんでしょうか。 それこそ神のみぞ知るの世界なのでしょうか。 先の見えない状態への不安は、なかなか払拭できないですが、だからこそ、いまできることをしっかりこなしていくことしかないように思います。
同業の皆さん 役に立つ会社ならきっと道は開けてくると信じてあきらめないで頑張りましょう。 底まで着いたらあとは上がるだけだからと自分に言い聞かせて過ごしています。